旧PCに入れてるWindows10は1年延命させているのですが、USBキャプチャー機器AVerMedia GC311がLinux環境でも動作するので、旧PCでのキャプチャーはメインPCの画面キャプチャーでしか使わないのでLinux環境で運用することにします。
GC311はハードウェアエンコードのキャプチャー機器で、WindowsじゃないとドライバでのHDCP有無やエンコード画質の変更が出来ないのですが、メインPCの画面キャプチャー程度ならLinuxでもいいんじゃないかねってことでLinux Mintを導入します。
旧PCのスペック
- CPU:Core 2 Quad Q9650
- M/B: GIGABYTE EP45-UD3R(P45チップセット)
- RAM:DDR2-800 8GB(2GBx4)
- GPU:Geforce GTX750Ti
- SSD:COLORFUL 160GB
- HDD:640GB + 500GB
PCスペックから、レガシーBIOSでUEFIには対応してないマシンです。GTX750TiはNVENCのH.264に対応しています。ただし、Bフレームには非対応だったかな。
SSDのCOLORFUL、色々言われてるSSDなんですが、試しにと思い最初に購入したSSDなのでメインの運用では使わずにLinux入れてたり実験的な用途で使っています。
うちの環境だと、ときどきBIOSで認識しなくなることもありましたが、データが消えたりファイルフォーマットが壊れたりといったことはなく今も読み書き出来て普通に動いてます(笑)
自分のLinux知識は、よく分かってない。aptコマンドでアップデートやインストール、ディレクトリやファイル操作のコマンドが分かる程度なので、間違った意味の使い方をしてるかもしれないですがご了承ください。
Linux Mint LMDE7を入れる
Linux Mint 22.3がUbuntu24.04ベースでレガシーBIOSに対応していないのか、ライブ起動すら画面の左上にカーソルが点滅して一向に進んでくれない。
なので、Ubuntu24.04に変えてブートメディア起動しようとするも最初の「GRUB…」というメッセージが表示されて再起動されて、こちらもインストールできない。
ためしにLinux Mint LMDE7(Debianエディション )にしたらライブ起動が出来てインストールできた。
ただ、複数のストレージがあるときはブートメニューを入れる場所に注意。

COLORFULのSSDが「sdb」で認識されてるので、何も知らずに「sda」を選んだら別のストレージにブートメニューが作られるので、インストールディスク選択時に「sd*」の項目も要確認。

Linux Mintがインストール終えたら「apt」コマンドでアップデートやアップグレードしたり…
NVIDIAのドライバを入れる
管理者権限(root)で「apt install nvidia-kernel-dkms nvidia-driver」
sudo apt install nvidia-kernel-dkms nvidia-driver
LMDE7はDebian13ベースなのでDebianのWikiに書かれてる、ドライバインストールのコマンドをそのままコピペして使います。
ドライバインストール中に「warning: unknown key type pc_super_level2」みたいなエラーコードが出ましたが、動いたのでそのまま進みました。
ドライバーインストールして再起動して「nvida-smi」コマンドでGPUの情報が表示されたら完了。
nvida-smi

OBS Studioを入れる
OBS Studioはシステム標準パッケージのバージョン30.2.3をインストール。Flathub版の32.02だとNVENCが使えないみたいなので。
よく分かってないのですがFlathub版は、端末で「nvida-smi」でGPU情報を確認したらOBS StudioでNVENCが使えるようになった。
Flathub版でもNVENCが使えるようにする方法があるとは思うのですが、分からないので、毎回PC起動時に「nvida-smi」のコマンドを実行するのも面倒なのでOBS Studioはシステム標準パッケージをインストールします。
ただ、システム標準パッケージのOBS StudioはUIの表示がおかしい・・・

音量のスピーカーアイコンやら設定画面のチェック項目やらが表示されない。
どうやらsvgのイメージファイルが読み込めてないのが原因みたいで、OBS studioのフォーラムに同じ症状の書き込みがあった。
解決した内容は書かれていないのですが(svgファイルをpngに置き換えるという内容)、OSでsvgの読み込みが出来てないのが原因みたいなので、チャットAIのコパイロットに聞いてみると、そのモジュールが不足してるみたいだった。
sudo apt install qt6-svg-plugins

関連するモジュールを入れたらOBS Studioが正常に表示された。
OBS StudioでNVENCを使ってみる
OBS Studioを起動して設定の出力にある録画の「映像エンコーダ」からNVIDIA NVENC H.264を選択。NVENCのH.265やAV1も選択できますがGTX750TiなのでH264を選びました。どうせエラーになると思うので


適当に録画してますが、GPUのビデオエンジンの負荷も30%近くに上がっているのでエンコードは出来てる模様。
というのいでLinux Mint LMDE7とOBS StudioでGPUエンコードできました。
CUIでffmpeg使ってエンコードしたりとかだと、他にもインストール必要なものがある様ですが、OBS StudioでNVENCを使うだけだと、Geforceのドライバをインストールするだけで大丈夫のようです。

